逆行性健忘症

一定の限られた期間の、あるいは一定の時点に始まる記憶の滅弱を健忘と言い、脳に衝撃を受けたときの事故以前のことまでさかのぼって健忘がみられるときに逆行性健忘と言います。交通事故などで頭を打って事故の前のことまでさかのぼって記億をなくしてしまう場合もあり、警視庁交通部のによると交通事故被害者の1割にもみられると言います。しかし、例えば事故当時は眠っていたなどと思いこんでいるように、本人が気づかずにいる場合が相当あるものと思われます。たんに脳しんとうだけによるものなら後遺症も残らず心配はありませんが、後から舌がもつれる、目が見えない、手足が動かないなどの後遺症を残すことも多く、忘れっぽくなったり、テンカンを起こしたりするケースもあります。

Medical terminology

         copyrght(c).Medical terminology.all rights reserved

Medical terminology